1999/06/23 | The giving tree | |
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| Kさんは得意先の部長で、とてつもなく偉い人です。 今日飲みに行き、Kさんは隣に座ってこう言いました。 「今度、娘も独り立ちしたし、私の役目は終わったような気がする。私にはもう何もないよ。」 なんでそんなことを言ってきたのかな。お父さん。酔ってますね。 ちょうど良い。明日、小さな友人にあげようと思って買ったこの本を、お父さんにあげよう。 その本の名は邦題を「おおきな木」といい、結構有名な古い絵本です。 酔っていたので、暗がりの中、カバンに入れました。「おお。娘にあげるか。」 娘はもう大きいんでしょ。
このモラルの用意されていない国で、忙しい大人達にこそ「絵本」が必要なのかもしれないです。 |
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