2004/05/26 6情報パテント


この先、どうしたらいいのか、どうなるのか、すごく不安に感じ、
(勝手に)悩んでいるのはパテント(特許)についてです。

時々、これは面白いんじゃないかと言うアイデア(フライパンや鉄板の上に置くたこ焼きアタッチメントのような)を

商品化したいと思いますが、既にパテントが取られていて、何もできなかったりします。

パテントを取ってあるだけで、事業化しておらず、アイデアだけがあって製品が流通していないものも多いと思います。


特許は現在、利権による支配の温床になっており、先に生まれたものが得をして、貴族社会を作る原因になってしまっています。

但し、パテントを取り払うと、今度は、最近問題となっている、法の及ばない他国への技術の漏洩などが発生し、

多くの研究費を費やして完成した技術による恩恵が受けられなくなり、結果、みんな研究しなくなってしまいます。

これを解決する社会的システムを用意することは急務でしょう。



本当の意味でのネットワーク倫理・情報倫理という学問の中に、

特許について貧富の差を踏まえた集金システムを確立させて説明することは必須だと思います。

そろそろ「情報主義経済」「情報主義社会」という言葉にも正しい実在性が必要になってくると思います。

現在は、情報を資本とするような意味合や、いかに他人の意識を侵蝕(洗脳)するかという意味合いでしか

「情報主義経済」という言葉が現れてきていないようですが、

Pchanとしては、分かりやすく言えば、「全ての理論は間違っており、ライフサイクルを持つ。」とした上で、

各個人が(今のところ)どの理論に従うかに重きを置き、自由にそれを実践できる社会「理論主義社会」や、

それの判断の為に、その後必要となるであろう「信頼主義社会」

というような意味を含ませて、実在性を持たせていきたいとひそかに思っています。



それを踏まえての、情報パテントについての扱い(分かりやすく言えば「めピチ」の独占権)の取り扱いに、

難しさを感じています。



そういえば 5/6 に「実在性」(オリ単における)について書くといっておきながら

全然説明していませんでした。とりあえず「実在性」で日記メモを検索すると、

分かり難いと思われるものしかなく、変な人だと思われるな、というものばかりが出てきました。(笑)

かわりに、高校時代に恥ずかしい部活の機関誌用に書いた文章が出てきたので、

まずはそれを元に掲載しておきます。当時何に悩んでいたかが分かってノスタルジックな気分。うふゅ。



もちろん何らかの思想に基づいた(お勉強した)ものではなく、勝手に思っていたことなので、

意見の一つとして聞き流してください。


メモ - 「個人」とは何であるか。



若い頃の文章の方が熱いです。今はなんかスレてマニアックな方向へ進んでしまっています。

昔の自分に申し訳ないような気がします。

頭の中では「真夜中のダンディー」がかかりまくっています。



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