2020/06/30 8feel helpless


学生時代の時に考えていた虚無について思い出していました。
整理すると結構分かりやすくなります。このあと、いくつかの別のアプローチ(別解)を書こうと思います。

胡蝶の夢とか、どうせ夢だから系の、自暴自棄的な人生なげやり感へのシフトは、
この世が実際には無いVR(映画マトリックスのようなヴァーチャルリアリティ)のような世界だからというよりも、
その上で、自分勝手な運営によって、自分がその中で行った努力が無駄にされるということにありそうです。
(勝手なルール、オリンピック的なルール変え、理不尽、贔屓など)

本来、私たちが毎日見ている睡眠中の番組としての夢のように、一晩で抹消されるような、
一時的なものでないのならば、ここが夢でも夢でなくても、関係なく大事です。
その大事な、80年ぐらい続く長い一生が、自分勝手な運営によって台無しにされるなら、
その勝手をしたのが、上司でも、政府でも、エージェント=スミスでも、私たちは夢/現実、関係なく、虚無感にみまわれるでしょう。

この世が無いかもしれないことが虚しいのではなく、何かが無駄になる(特に、恣意的に無駄にされる)ことが虚しいということです。
がっかりして、やる気がなくなるということです。

※ エージェント=スミス:映画マトリックスの登場人物、ヴァーチャルリアリティ世界の中で、システムの安定のために、VRだと気づいちゃった者と取引をして言うことを聞かせ、その者の待遇を良くしたりする。



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