| | 2002/07/29  |  |  | 
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 |  | いろいろ考えていたら、夢を見た。今日の夢は印象的だった。 
 僕は毎日、3人の友人に電話をかけていた。
 
 ひとりは彼の方から電話をかけてくるときもあった。
 彼には彼の趣味が、僕には僕の趣味があったけれど、
 それとは関係なく、電話をし、電話を待った。
 だから彼とは気が合ったと言える。
 
 あとの2人は彼らの方から電話をかけてくることはなかった。
 
 そのうちの1人とは趣味が合った。
 僕は一方的に電話をかけ、遊びに行ったり呼んだりした。
 僕は一方的に楽しかった。相手の気持ちはわからないけれど、
 彼も気が乗らないとはそれを断ったし、僕もしつこくは誘わなかった。
 だから僕は電話をかけることを続けた。
 
 もう1人とは趣味が合わなかった。
 
 いや、確かに一時期は趣味が合ったのだけれど、
 僕はそれを止めてしまった。
 僕は趣味が合わなくても電話をするように努力したけれど、
 その努力はそのうち途切れてしまった。
 その友人はその後も、何かの機会に会うと電話番号を交換したけれど、
 
 その友人はあいにく僕に電話をかける役ではなかったので、
 連絡はやはり無かった。
 
 そのようにして、自然に僕の周りは僕と趣味や気が合う仲間ばかりになった。
 こんな夢を見ても、僕は動こうとはしない。
 電話を待っているわけでもない。
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