2002/11/25 | | |
---|
| 自分が生きていく上で、大切なものに順番があるのは当たり前だと思う。 それを1989年あたりから、「思考順」と名づけて考えるようにしていた。
学校では、「友達に順番をつけるなんていやだ」という言い方のほうが流行りがちで、 うまく説明できそうに無く、友達を怒らせっぱなしにするのもよくないので、「そうだね」と、 適当に言っていたような気もする。でも、少なくとも僕は大切な友達に順番をつけていた。
仏教で、依存はいけないというような考え方があると小耳にはさんだことがある。 意味を取り違えてるからかもしれないけれども、それは間違いだと思う。 僕はどちらかと言うと、依存することこそが人生であり、「僕」を定義付けるものだと思う。 僕は依存を禁止されればこの肉体を捨てなければいけないし、僕を構成する 不確定な思考も全て分離しなければならなくなるのだと、今でも思っている。 但しそれが、究極的な姿になれば別だが、無理にそれを覚醒させることが、 自然な人生だとは思わない。 |
|