2002/11/29 | | |
---|
| インターネットが、人類の持つ共通の脳だと言う考え方は間違っているでしょうか。 個人と個人が、情報をやりとりすることに制限を持たせる事が全く無ければ、 これはもう共通の脳を持ったと定義づけてもいいと思います。
共有脳の新しい人格が生まれています。 ・即座に連絡できるようになる ・特定のシナプス(個人)が持っている知的財産は侵せないことにする(著作権など)
個人の脳の中で行われている通信が、個人間で行われることになります。 著作権についても、現在問題になっていますが、技術的に、完全に匿名でネット上にデータを流すことが 出来るようになってしまえば、いやおうなく完全な「脳」が出来上がります。 他のプロトコル(HTTPなど)を巻き込んで、共に暗号化し、その機能をルーターレベルに装備すれば、 それは実現可能です。
そうすると、個人脳の中で行われている戦い 「どのように自分自身(脳細胞のもつ方向性)を採用させるか」 が焦点となり、文章、映画、音楽、その他著作権は、洗脳のためのCMとなります。 お金がかかって面白い映画はなくなってしまうかもしれませんが、その分、 他のことにお金が使われ、面白いものが出てくるかもしれません。
余談ですが、現在問題になっているネット上での著作権侵害について、 見ていると、結局は自分の利権を取り合っているに過ぎません。 しかも双方、既にやりすぎな面があるので、収拾がつきそうにありません。
僕はといえば、このようなものを見て、だれしも思考順を持っているということを再確認します。 やみくもに殺人者を助けたりせず、健全に利権争いをするところが、 今日も変わらず人間は素晴らしいと思う理由です。 |
|