2003/10/11 | | |
---|
| 友達とうなぎを食ってマージャンして和民行ってカラオケ。
それはまだ 私が神様を信じなかった頃
九月のとある木曜日に 雨が降りまして
こんな日に素敵な彼が 現れないかと
思ったところへ あなたが雨やどり
すいませんねと笑うあなたの笑顔 とても凛々しくて
前歯から右に4本目に 虫歯がありまして
仕方がないので買ったばかりの スヌーピーのハンカチ
貸してあげたけど 傘の方がよかったかしら
でも爽やかさが とても素敵だったので
そこは苦しい時だけの 神頼み
もしも もしも 出来ることでしたれば
あの人に も一度逢わせてちょうだいませませ
ところが実に偶然というのは 恐ろしいもので
今年の初詣に 私の晴れ着のスソ 踏んづけて
あっ こりゃまたすいませんねと笑う 口元から虫歯がキラリン
夢かと思って ほっぺつねったら痛かった
そんなばかげた話は 今までに聴いたことがないと
ママも兄貴も死ぬほどに 笑い転げる奴らでして
それでも私が突然 口紅などつけたものだから
お前大丈夫かと おでこに手をあてた
本当なら連れて来てみろという リクエストにお応えして
五月のとある水曜日に 彼を呼びまして
自信たっぷりに紹介したらば 彼の靴下に穴がポカリン
あわてて押さえたけど しっかり見られた
でも爽やかさが とても素敵だわと
うけたので 彼が気をよくして 急に
もしも もしも 出来ることでしたれば
この人を お嫁さんにちょうだいませませ
その後 私気を失っていたから よくわからないけど
目が覚めたら そういう話がすっかり出来あがっていて
おめでとうとって言われて も一度 気を失って
気がついたら あなたの腕に雨やどり
|
|