2004/03/27 | | |
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| 今のTVは18年位使っているので、そろそろ買い換えたいと思っていて、
買うならデジタル放送に対応したいとも思っています。
デジタル放送は綺麗です。具体的に言うと、綺麗なのは最高画質であるHDモード
(28Mbit/s)で、最初見たときは本当に驚きました。
無圧縮のビットマップが動いている感じです。
せっかく良いTVを買ったのに、DVD画質でしか見られないのはもったいないです。
DVDはJPEGが動いている感じです。
ですので、このHS放送をそのまま保存できる環境にして、見たいときに
高画質のまま見ることが出来るようにしたいと思いました。
その為にはいくつか選択肢があります。
HDDレコーダーを使う。
DVHSを使う。
ブルーレイを使う。
HD DVDを使う。
まず、HDDレコーダーですが、これはリムーバブルではないので、容量に限界があることが
欠点です。番組の保存用としては致命的な欠点だと思います。250Gで21時間録画できます。
とりあえず見る用/保存用のメディアに記録するためのテンポラリとして活用できます。
HDDがリムーバブルになることを望みます。
DVHSはテープですので、劣化がおきます。実際店頭でビデオを見たら、
ビット落ちによりブロック形に画像が欠損してバラバラになる現象が
多く見られました。映画のラストシーンで、画面がバラバラになったら、
家族全員が興醒めすることになります。バックアップをいくつか取れればいいのですが、
コピーワンスの問題により、それは不可能です。コピーワンスの問題が無ければ
この方法はコストを抑えて出来る一つの解決であったはずです。
ブルーレイはSONYが作った規格で、一応これらの問題を全て解決します。
ブルーレイディスクというCDケースくらいの大きさのメディアに、
HD放送をそのまま録画します。27Gバイト入ります。
但し、現在はドライブが高価です。35万円で、とても普及するとは思えません。
但し、値段は時と共に下がってくるので、対抗馬が無ければ値段については
考えなくてもよいのだと思います。
CD-Rだって、当初はドライブ10万、メディア1枚3000円だったのですから。
しかし、対抗馬としてHD DVDが残っています。東芝とNECが進めている規格で、
現在は未だ販売されていません。
現行のDVDと高い互換性を保ちつつ、最大40Gバイトという容量を持ちます。
このドライブの価格を10万円前後、メディアの価格を1200円前後に
抑えることが出来れば、SONYとの普及合戦に勝利するでしょう。
更に、その価格でメディアを販売できれば、他のメディアと比べてバイト単価にして
圧倒的に安価であり、PCにおいての記録メディアとしても採用され、
まず間違いなくデジタルメディア時代の主役となるでしょう。
HD DVDがどんなものかが見えないうちは、早まらないほうがいいなと思います。
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