2006/09/17 23D80 レンズ 焦点距離


D80について、次はレンズ選びの話です

まず、ヨドバシで色々撮って試していたところ、SIGMA 17-70mm f2.8-4.5 が
とても使いやすかったので、店員に聞いてみると、かなり売れているみたいでした。
何枚か撮ってSDカードで持ち帰って具合を確かめたところ、悪くないと思い、買いました。
このレンズの良いところは何と言っても接写能力です。
広角側レンズはワーキングディスタンス(レンズ近接限界)を短くできると、
小さいものの撮影でも、遠近感を強調できるので嬉しいです。このカメラは3cmです。
もはや被写体がレンズに当たっていてもOKのような感じです。
広角のまま、接写に強く、ボケ味も良好で、色彩が大味。w 素人でもお手軽に作品が作れます。
望遠側で使うことで、歪みの少ないマクロ撮影も可能です。

あまり知識前提になると面白くない日記になるので、一応説明します。
まず、17-70mm というのは、焦点距離のことです。
焦点距離とは、レンズ筒の中の、集光して光が交差する点から、
再び光が広がって感光する面(フィルムやCCD)までの距離で、
これが大きい数値だと望遠であるということになります。
この「何mm」というのは、広角か望遠かを表していると言う事です。

17-70mm というのは、広角側が17mm で、望遠側が70mm であり、
その範囲で焦点距離が自由に変えられるレンズ(ズームレンズ)であるという意味です。
レンズを手で伸び縮みさせて調整します。(実際には回転させると伸縮する)

広角側にした
望遠側にした

望遠であるということは、画角(写真に写る視界の範囲)が狭いということです。
狭い範囲を写真にするのですから、拡大して撮れるということでもあります。

望遠側の反対は広角側です。画角が広いということです。
焦点距離の数値は小さいほど広角側、大きいほど望遠側となります。
デジカメの場合、17mmだとだいたい80度くらいの画角です。
70mmだとだいたい23度くらいです。

広角側で撮影
望遠側で撮影

望遠は、近づかなくても撮れるということの他に、
被写体が歪まないという利点があります。広角で撮ると、写真の端の方が
歪んでしまいます。広角側のレンズで記念写真を撮るときは注意しましょう。
端っこの人が歪んでしまいます。
しかし、この広角の歪みを使うことで、遠近感を大げさに表現することができます。

ちゃんと撮ってみる(広角側にして、被写体にカメラを近づけ、遠近感を出して撮る)
更に、絞って撮ってみる(絞りについては次回)



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