2020/06/27 | Everett probrem | |
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| 一つ確かなのは、この世がパラレルワールドあり(多世界解釈:エヴェレット解釈) だったとして、つまり、枝分かれするとして、もし枝分かれするのであれば、 どうして私がこの世界側に来たのかに、演繹的な原因(理由)が必要だということです。
つまり、私が今日、ラーメンを食べる世界と、カレーを食べる世界があったとして、 どうして私はラーメンを食べる世界に来たのか、何故この私は、カレーを食べる 世界側の私ではないのか。ということです。
それに対する、2つの選択的な可能性の回答があります 1、この時間軸上で、世界は収束して必ず1つの状態を持つ(コペンハーゲン解釈) 2、世界は多世界に枝分かれするが、「私」という主体意識だけが枝分かれしない
2の場合は、宇宙全体の相互反応をシミュレートするための全ての情報量を処理 しきれず、「確率」を導入することになるでしょう。 (本来、宇宙に、前もって定義された「確率」などは存在せず、物理的・論理的な反応と、その結果に対する、人間による観測と統計だけがあるのですから) おそらく、そのように、真にリアルな反応速度(宇宙速度と呼びます)に近づく ための切磋琢磨が、宇宙のどこかで行われているのかなと想像します。 そして、確率の分母が、宇宙ではなく、私であるとすることになります。 |
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