2020/07/05 | lifeguard (of spiritual) | |
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| 自己欺瞞があって、自分のことなんてなかなか分からないもの。 家族や友達とも考え方が似ていて、意見を求めても、客観的には捉え難い。 党なんかだったらなおさら。自分たちに都合の良いことを、 「そうだよね?」→「そうだよね」→「そうだよね!」と集団で思い込む。 だからと言って他人の場合は、そもそもよく知らないので、これまた捉え難い。
そんな「本当の自分」については、それこそ一生かけてゆっくり見つめていくとして、 今日の自分や今日の他者についてはというと、本当の自分や他人とかは関係なく、見たまんまを捉えるしかない。 実はどういう考えだったと言われても、その「実は」も、また違う可能性も結構高い。
逆に、「うわぁ!化けの皮はがされたぁ!」とか思い込んでいる人も、 実際は剝がされたと思い込んでいるだけで、剥がれていない可能性も結構高い。 それだけ、人間は自己欺瞞による精神の防衛システムを強く機能させているように思える。
「化けの皮、剥いだつもりが、マトリョシカ」 もしくは 「化けの皮、剥いでも剥いでも、マトリョシカ」 |
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