2020/07/17 25Laplace's demon (of god's speed)


2020/6/27 の、「宇宙速度」についてもう少し詳しく書きます。
ポイントはエミュレーションです。
例えば、とあるゲームの中で、ロボットを動かすなどのために、簡単なプログラムを書くことができたとします。
そのプログラム言語を駆使することで、ついに、そのゲームそのものを作ることが出来たとします。
しかしほぼ確実に、その「ゲームの中で動く同じゲーム」は、低速になります。
これがエミュレーションの単純な例です。
実際に、PCの中でレトロゲームを動かしたり、現在のクラウド技術なども、
このエミュレーション技術が使われています。

さて、私たちは、天気予報・災害・台風・金融などを、巨大なコンピューターにて高速計算して予測し、
未来を自分たちの如意のうちに閉じ込めたいと思っています。
これは、より世界の基礎側のシステム構造を利用した方が一般的には高速です。
真空管からICになり、量子コンピューターへと進化してきました。

それがつまり宇宙速度への進化です。エミュレーション状態を解除して、
よりネイティブに近いシステムで、解を求めるための計算を行うということです。
宇宙のどこかで、より、未来を自分たちの如意のうちに閉じ込めるために、
宇宙人たちが切磋琢磨をしているかもしれません。
人間の今、「量子コンピューター」は、どの辺なのでしょうね。
そしてその宇宙速度と、私たちの「意識主体」の関係はどうなっているのでしょうか。
「意識主体はエミュレーションできない」のであれば、私たちの意識主体は、
世界の開闢の真実に直結していることになります。
私たちの意識主体が、エミュレーションにて生成可能なのであれば、私たちの意識主体は、
何らかの実存的なエネルギーではなく「形状である」ということになります。

参照:HR2 artdink
参照:KVM / VMWARE など
参照:2020/6/27



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