矛盾を許す


ダイナセット型データーベースにおいて、リレーションの定義に矛盾があるが、
それを許容して強制的にリレーションを行い、また、更新可能とすること。

論理が完全に矛盾を排していなくても、それに基づいて実行することで、
取り敢えず前に進み、そこから遡って矛盾を排したり、単純に役に立ったり、
することがあり得るということの例となる。

しかし世界はどの時点を取ってもみても、矛盾無く存在しているはずで、
元を正せば/よく観察すれば、矛盾は人間が設定した理論側に内在すると考えられる。

例えば、この世界の当初の設計があったとして、それは矛盾無く成立して生じた
もしくは私たちの世界が存在するための同等の理由/現象があったはずであるが、
私たちはそれをまだ完全に理解してはいない。

宇宙の開闢について私たちが完全に理解していなくても、愛を感じることは出来る。
つまり、文脈の理解においては、その真実と、愛において、直接の必要性的な関連は、
無いと考えられる。私たちが究極の理性と知性を持たずとも、愛を伝える文脈を
構成することは可能であり、読んだ者がそれを感じ取ることも可能である。

矛盾を許せばリレーション出来るのに、それを矛盾だとすることは、
本来は矛盾ではなく、選択可能なパラメーターの構成が不完全だということになる。
その言語またシステムでは、世界の全ての状態を記述することが出来ないということである。

allow inconsistent

参照:人類脳並列記憶辞書
参照:愛によって緩和された真実
参照:





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